リサイクル事業(大峰営業所)
改良土とは、建設工事で発生した建設発生土に、水分調整、粒度分別、石灰添加などを施した土のことです。
世界中で問題となっている環境汚染問題。その原因にあるには、いつも私たち人間です。
これからは、リサイクルと環境浄化の中心でありたい。
それが、当社の改良土システムに対する考え方です。
改良土の品質について
掘削した土砂をそのまま埋戻すと、十分に締め固めができず、後日、沈下を引き起こす恐れがあります。
なぜなら掘削した土砂には、礫、砂、粘土などがばらばらに含まれ軟弱な場合が多く、埋戻し材としては適さないためです。
これらの問題を解決するため、掘削土再生プラントでは、生石灰混合、ふるい分けなどの工程を行い、工事の埋戻しに適した改良土として再生致します。
また、当社では安定した製品を供給する為、日々土質試験を行なっております。
改良土における石灰の土質改良効果
生石灰による土質改良効果は次の4つの反応によって得られます。
- 1.水和反応
- 生石灰による土質改良効果は次の4つの反応によって得られます。
- 2.ポゾラン反応
- 石灰は粘土鉱物に対し、ポゾラン反応を称する化学反応を長期間に渡って起こし、アルミン酸カルシウム、ケイ酸カルシウムなどの化合物を生じさせ、粘土を団結化させます。
- 3.炭酸化反応
- 石灰を土中に混入することにより、一部は炭酸ガスと反応し炭酸カルシウムとなり、土を強固にします。
- 4.イオン交換反応
- 微粒子を持つ粘土を、イオン交換反応により団粒化し、土を締め固めしやすくします。
- 非効率・不経済
- 残土・真砂運搬
- 残土廃棄場所
- 廃棄場所確保の難化、場所の遠隔化
- 真砂の確保
- 良質な真砂の確保の難化
- 環境汚染
- 真砂採取による自然環境の破壊
動画で見るタイヤ洗浄
周辺道路を汚さないように必ずタイヤを洗浄しております。